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¥132,000
愛知県豊橋市の縫製工房が手掛けるファクトリーブランド【狼火-Rhobii】
三河地方の祭り伴天が作られる三河木綿・刺し子生地を使ったレトロ感あふれる”とんびコート”
※全て受注生産のため、出荷までにご注文確定から約3~4週間となります。
※身丈や身巾など調整が必要な方は、オプション欄にご記入ください。
※黒色のとんびコートは硫化染めの生地を使用しています。濡れた状態や摩擦などで淡色の服や小物などに色移りする場合がございます。ご了承の上ご購入ください。
◇とんびコートって何?◇
”とんびコート”の”とんび”はその名の通り鳥のこと。コートの上に付けられているケープが鳥の翼のように見えることに由来すると言われています。メインのコートは袖なしのベストタイプ。衿の部分からケープが取り付けられています。
明治20年(1887年)頃にヨーロッパから伝わり大正時代から昭和時代初期に流行したといわれ、元々はイギリスのインバネス地方発祥とされる「インバネスコート」の袖ぐりを大きく開け着物の角袖が出せるように改良されました。
とんびコートは「二重回し」「二重コート」「インバ」「エンバ」などと呼ばれることもあります。
◇大正ロマン漂う「とんびコート」を大正時代の資料を手掛かりに製作◇
とんびコートは大正~昭和初期に上流の名士や文豪に愛されたコート。マント付きのコートで明その時代に街中をオシャレに歩いていた画が浮かびます。
今回、狼火-Rhobiiでとんびコートを製作するにあたり、デザインの参考にしたのは大正時代に出版されたとんびコートの資料。とんびコートの型紙がなかなか見つからず、国会国立図書館のデジタル資料にたどり着きました。
昔の資料なので、今使われていない日本語が出てきたり、単位がなぜかインチ表記だったりと、解読と単位換算に苦戦しながら型紙を起こし、原型を保ちつつ、現代の服装に合いながら和装にも合わせやすいように袖ぐりの開き具合を調整したり、ケープの長さに拘ったりしながら仕上げました。
◇被布コートや道行コートなどの外套を作ってきた縫製工房◇
狼火‐Rhobiiでとんびコートが製作できるのは、これまでも縫製工房として被布コートや道行コートなどの祭り衣装の上に羽織る外套(コート)を製作してきた実績があるからこそ。祭包(かばん)ブランドとして立ち上げた狼火-Rhobiiですが、祭り衣装や帆前掛け、かばんなどを作り続けてきた縫製技術があるから、しっかりと作りこんだとんびコートが完成しました。
◇レトロ好き、祭り好き、和装男子におススメ◇
レトロなデザインの服が好きな方、祭りが大好きで秋~冬のお祭りの際に祭り衣装の上に羽織る外套を探している方、着物好きな和装男子の方におススメのコートです。
◇普段使いだけでなく焚火の時の羽織としても活躍◇
生地は三河木綿・刺し子生地を使用。和の雰囲気にピッタリな生地でレトロ感あふれるデザインのとんびコートにぴったり。普段着や和服の上に着て颯爽と歩けば注目の的になること間違いなし!!
焚火好きの方には、焚火の前でまったりしている時にアウターとして羽織ることもおススメ。化繊に比べ燃えにくい木綿の生地を使用しているのでお気に入りのダウンやジャケットを火の粉から守ることもできます。ただし、刺し子生地は難燃・防炎ではなく、完全に燃えないわけではないので火の粉が飛んできたらさっと手で払い落してください!
◇とんびコート/刺し子生地
※こちらの商品は完全受注生産になります。ご注文から発送まで約3週間になりますのでご了承の上、ご注文ください。
【とんびコート/三河木綿・刺し子生地】
・表地:三河木綿・刺し子生地(綿78% レーヨン22%)黒(硫化染め)(東三河産)
・裏地:30s コーマツイル(綿100%) 黒
・ ポケット内布:セミスエード起毛(綿100%)カーキ
・本体サイズ:サイズ表ご参照
◇重さ: 約2000グラム
※ モデル スーツ姿:178㎝(白黒:LLサイズ/黒:Lサイズ) 伴天姿 : 180㎝(白黒:LLサイズ/黒:Lサイズ)
◇ブランド【狼火-Rhobii】について◇
狼火は伝統生地と祭り文化を「残す、伝える、つなぐ」をビジョンに掲げる祭包ブランドです。昔からの技法を守ってきた職人さんや祭りを守る地域の人々の気持ちを背負いながら達成していくことは大変ですが、お祭り好きの3兄弟妹が立ち上げた狼火のモットーは「毎日を祭りのように生きろ!」。祭りの日のワクワク感や楽しさや、人と人、地域や職人さんとの繋がりを大切にしながら祭包作りをしています。本業の祭り半天・祭り衣装の縫製技術と独自の感性で祭包を創り出し製造工程においても毎日祭りのようなワクワクドキドキを感じながら祭包の製作に励んでいます。「わっしょい!」の掛け声で、人と人の輪(わ)を背負い、話(わ)を広げ、笑(わ)を増やす存在になり、「残す、伝える、つなぐ」狼火の群れを豊橋から日本、日本から世界へ広げていきます。
◇東三河産・刺し子生地◇
愛知県三河地方は古くから綿の産地として栄え、江戸時代から綿織物の産地として繁栄してきました。三河木綿・刺し子生地はその独特の織り方で生地の表面に凹凸ができ、水を含むと耐火性があり火消しや消防の伴天、また、揚げ手が花火の筒を両手でかかえるのが特徴の「手筒花火」を揚げる時に着用される祭り伴天としても使われています。見た目よりも軽く耐久性も備えていて、長年お使いいただける生地になっています。
【ご注意】
※染色の生地は濡れたり摩擦などで色落ちや色移りが生じる場合がございます。淡色との組み合わせにはご注意ください。
※弊社では大量生産を行っていないため、生地を少量で染色しています。そのため、ロット毎に生地の染め色に違いが発生します。予めご了承ください。
※掲載している写真は、ご使用のコンピューターの環境や撮影の光加減によって実際の商品のイメージと多少異なることがございます。ご了承下さい。
※タグの位置や色は変わる場合があります、予めご了承下さい。