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2021/09/08 16:58

おはようございます!こんにちは!こんばんは!はじめまして!

狼火の3兄弟妹、妹のYUKOです。

2年超準備の経て、かばんのブランド「狼火-Rhobii」(ロウビ)を立ち上げました。
そして、ブログをはじめました。

今日は、私たちについて、また、ブランド立ち上げまでの経緯を少し書いてみたいと思います。

狼火は、長男・次男・次女の3兄弟妹が始めたかばんのブランドです。私たちが生まれ育った、愛知県豊橋市の小さな工房が本拠地です。

私たちの実家は、オレンジのヒモが印象的な酒屋さんの前掛け「帆前掛け」の生地を織る工場でした。自宅の裏に工場があったので、毎日
織機の音と綿の匂いに囲まれていました。時代とともに帆前掛けの需要が減り、父が社長だった時代に工場を閉鎖して縫製業にシフトしました。祭り好きで、地元の祭りに毎年参加していた父は、帆前掛け以外の事業として祭り伴天の製造を始めます。祭り衣装の腹掛け(どんぶり)や股引きの縫製も請け負いながら、縫製技術を高めていきました。そんな父のもと、長男と次男は家業に入り、裁断や縫製を学びます。今では2人ともかなりの縫製職人です。次女の私は、小さなころから家で梱包や出荷のお手伝いなどをしてきましたが、特に縫製が得意ではなく、主に裁断やネットショップの運営などに携わっています。

ブランドを始めるきっかけは、兄たちが縫製業の中でいろいろな経験をしているうちに、日常で扱う「帆前掛け生地」や祭り伴天に使われる「刺し子生地」の良さを知り、「もっとたくさんの人に生地の良さを知ってもらいたい!」と思うようになったことです。地元、豊橋市ではお祭りに「手筒花火」という花火を奉納します。その時に降り注ぐ火の粉から身を守るために着るのが刺し子生地の伴天なのですが、毎年祭りに参加する兄たちは、祭り衣装に合わせて巾着袋や肩掛けかばんなどを、自分たちでデザインして刺し子生地で作るようになります。そこから色んな人に使ってもらえるように、普段使いできるトートバッグなどを作るようになります。デザインから製造、販売までを自社で行える強みを使い、ブランドの立ち上げを決意しました。

昔から地場で織られてきた刺し子生地の認知度をアップし、使ってもらい、残していくことを実現するために、刺し子生地と関わりが深く、自分たちの大好きな「手筒花火」をテーマにした、かばんのブランド「狼火」。
持つだけでお祭りの日のようにワクワクするかばん。とにかく楽しく気分が上がるかばん。
「使う、伝える、残す」で刺し子生地や祭り文化の良さを一人でも多くの人に伝えられるように、そして狼火のかばんを持つ仲間が増えて、さらに多くの人に伝えてもらえるように、3兄弟妹、とにかく楽しくワイワイと毎日かばんを作ってます。

わっしょい!




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