2021/09/14 18:54
狼火(ロウビ)の妹、YUKOです。
今日は狼火のテーマになっている、「手筒花火」と「お祭り」について書いていきたいと思います。
手筒花火については、製作工程などを次回のブログで詳しく書こうと思いますが、まずは、私たちの地元のお祭り「羽田八幡宮例大祭」(通称:羽田祭(はだまつり))について。
羽田祭とは:
羽田祭は毎年10月の第一土・日曜日に開催される豊橋三大祭の一つ。白鳳元年(672)の創建と伝えられている「羽田八幡宮(はだはちまんぐう)」の祭礼です。場所は豊橋駅の西口から徒歩10分ほど。氏子は豊橋駅をまたいで西口と東口で計20町内が参加し、2日間で約800本の手筒花火を奉納します。手筒花火の他には御神輿のような台物に乗せた「大筒花火」と「乱玉花火」が奉納されます。
祭りの日:
私たち3兄弟妹が小学生だったころは、土曜日も学校で3時間の授業があったのですが、お祭りの日だけは2時間で解放されると決まっていました。めちゃくちゃ嬉しかったのは覚えていますが、今思えばなんでお休みじゃなかったんだろう。。。外では爆竹の音はするし、「わっしょい!わっしょい!」言ってるし、ソワソワして正直授業どころではありませんでした。
そんな思い出はさておき、羽田祭の一番の見どころは、夕方から放揚される花火ですが、日中も色々なことが行われています。
まず、青年たちは大筒花火・乱玉花火の土台になる台物を担いで「わっしょい!」の掛け声で町を練り、爆竹の音が響きます。爆竹と台物が、祭り!って感じで大人になった今でも本当にワクワクします。写真は一昨年の様子。今年も昨年に続き、コロナの影響で祭りの行事が大幅に縮小されるため、台物の練りを見ることも爆竹の音を聞くこともできません。
(台物が町を練る様子)
(土曜日は大筒花火の土台になる台物を担いでました)
(交差点を渡る様子。台物は車両扱いのため、青信号は守ります!)
子供たちはお囃子で町を練ったり、獅子舞が出たり、お菓子をもらったり、祭りに参加する子供も、見てる側の子供も楽しい一日になります。
(子供の獅子舞)
また、羽田八幡宮の境内では「餅投げ」があったり、屋台が出ていたり、イベント盛りだくさんで一日が過ぎていきます。
午後3時過ぎくらいからは宮入りがあって、各町内の台物が参道に集結します。宮入りの様子と台物が並んでるところの写真が無い!ので、またコロナが終息して、いつも通りの祭りが戻ってきたら、写真を撮りに行きたいと思います。
花火奉納:
宮入りが終わると、氏子の年番町による神前花火が奉納されます。
氏子の20ヵ年町に交替で年番が回ってくるので、神前花火の奉納チャンスも5年に一度。ただ、町内で数本のみになるので、神前花火の順番を待っている揚げ手がたくさん居ます。
一昨年は狼火の弟、TAKASHIが神前花火を奉納しました!狼火の兄、KOICHIが点火!
(神前花火の直前)
(神前花火に点火!)
神前花火が終わると、順番に手筒花火と台物花火(大筒・乱玉)が放揚されていきます。
日が落ちて暗くなると、花火の火柱が空を赤く染めて、手筒花火のハネの爆音が「ドンっ!」と響きます。
自分の父親や兄弟、友人が揚げる花火をみて、花火がハネるたびに歓声が上がり、羽田八幡宮の境内に一体感が生まれます。
(大筒花火)
(手筒花火)
(手筒花火のハネ。心臓に響く爆音!)
2日目も同じような感じで過ぎていきます。
とにかく、熱い!興奮が止まらない!祭りが、羽田祭です。
規模は縮小されるものの、今年も町内で数本の手筒花火を放揚します。
お祭りまであと2週間半。手筒花火の製作が着々と進められていますので、次回のブログではその様子をお伝えします!