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2021/10/01 22:18

みなさん、こんばんは。
狼火(ロウビ)の妹、YUKOです。

今日は狼火のテーマになっている、「手筒花火」の製作工程~その2を書いていきたいと思います。
よろしくお願いします!

手筒花火の支度の続き:

前回お話しましたが、手筒花火の特徴として、揚げ手が自分が揚げる花火を手作りする点があります。
製作工程は、竹の下見から始まり、竹取り、脂抜き、節抜き、縄巻き、火薬込めと色々な作業があります。
前回は縄巻き直前まで書いたので、その続きを作業風景の写真をアップしながら書いていきます!

竹筒に縄を巻いて手筒花火の筒を完成させていきますが、その前に、竹に穴が開いていたりヒビが入ったりしていないかの確認のために、私たちの地元の町内では筒に水を張るそうです。しばらくして水が減っていると竹に欠陥があることがわかるんですね。

(水張りの状態)

欠陥がないことがわかったら、さらに筒の強度を増すために縄を巻きます。たるまないように、何人かで一つの筒に縄を巻いていきます。持ち手部分は揚げ手によって高さが変わるので、確認しながら作っていきます。

(縄巻き作業の様子)


(持ち手の高さを確認しながら)

縄を巻き終えたら、また竹の節部分を丁寧に削っていきます。凹凸がないようにしていきます。

(節を削ってます)

(懐中電灯で確認、筒の中を確認)

このように筒を完成させていきます。

お祭り前夜に完成した筒を煙火工場に持ち込んで、火薬込めして、手筒花火が完成します。
火薬を込めるのも、講習を受けた揚げ手たち。花火屋さんの指導の下行われますが、自分たちで手筒花火を完成させます。
火薬の込め方で出来上がる花火も変わってくるので、腕の見せ所。

今年もコロナの影響で大幅な規模の縮小の中、明日(10/2)「羽田八幡宮」の境内で手筒花火の奉納が行われます。
無観客で花火の揚げ手と関係者のみが境内に入ることができるので、今年も見る側の私は手筒花火が見れません(涙)。
来年こそは、例年並みのお祭りに戻ることを祈るばかりです!

また、狼火のモノづくりやお祭りのことについてブログを書いていく予定です。
どうぞよろしくお願いしまーす!わっしょい!

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